平安京の表鬼門 ~日吉大社(ひよしたいしゃ)~

こちらの神使は、猿だそうで、東本宮の楼門前にある大きな岩「猿岩(さるいわ)」。
よく見ると、巨大な猿が座ってこっちを見ているよう。
来る人には神縁をむずび、去る人を見守ってくれるそうな。
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崇神天皇7年(紀元前91年)に創祀されたと伝わる、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。延暦寺の門前町坂本の鎮守神。通称として山王権現とも呼ばれる。千年の都、京都平安京の表鬼門を守る方除、厄除の神社として有名。創祀は古事記に記されるほど古く、地主神である大山咋神(おおやまくいのかみ)とその妻、鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)を祀ったのが始まり。

旧社格:式内社(名神大),旧官幣大社,別表神社,二十二社(下八社)の一社
主祭神:西本宮:大己貴神(おおあなむちのかみ=大国主神),東本宮:大山咋神(おおやまくいのかみ)
御神体:
ご利益:方除,厄除,家内安全 東本宮,商売繁盛 西本宮・末社 稲荷社・恵毘須社,安産 樹下宮・三宮,子育て子孫繁栄 末社 子安子立社,学業成就 末社 北野社 など
札所:神仏霊場巡拝の道149番(滋賀17番)
花ごよみ:紅葉
住所:滋賀県大津市坂本5丁目1-1 
拝観:年中無休 9:00 ~ 16:30
拝観料:大人300円 小人150円
電話:077-578-0009
URL:http://hiyoshitaisha.jp/
アクセス:湖西線「比叡山坂本駅」から西へ徒歩20分/京阪電鉄石山坂本線「坂本駅」下車、徒歩10分
 
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求法寺走井堂(ぐほうじはしりいどう)
厄除け大師、おみくじ大師。本尊は元三大師(がんざんだいし:慈恵大師良源大僧正(重文))、脇仏は如意輪観音、三十三所観音、不動明王他。当堂はもと第四世天台座主安恵和尚(あんねおしょう 801~864)の里坊として創建された。
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大宮橋(おおみやばし)(重要文化財)
大宮川に架かる石橋。走井(はしりい)橋・二宮(にのみや)橋とともに「日吉三橋(ひよしさんきょう)」と呼ばれています。
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山王鳥居(さんのうとりい)
神仏習合の信仰を表す独特の形。「合掌(がっしょう)鳥居」とも呼ばれます。
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神猿舎と神馬舎(しんめしゃ)
日吉大社では猿を神の使いとしており、神猿(まさる)が境内の檻の中で2匹飼われています。
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祇園石(ぎおんいわ)
祇園の神様が降り立つ霊石。社伝では、岩の窪(くぼ)みに溜(た)まる水は目に良く効くと言われています。御利益は、疫病除け、厄除け、目の平癒。
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西本宮楼門(にしほんぐうろうもん)(重要文化財)
四隅には猿の彫刻(山王神使「神猿(まさる)」。御利益は「魔去る・勝る」。)、前後に極彩色の蟇股(かえるまた)があります。
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西本宮拝殿(にしほんぐうはいでん)
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西本宮本殿(にしほんぐうほんでん)(国宝)
ご祭神は大己貴神(おおあなむちのかみ)。現在の社殿は天正14年(1586)に建てられました。「日吉造(ひえづくり)」という独特の形で、床下にはかつて仏事を営んだ「下殿」と呼ばれる部屋があります。
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末社 竈殿社(かまどのしゃ:旧称、大宮竈殿)
西本宮境内。ご祭神は奥津彦神(おきつひこのかみ)・奥津姫神(おきつひめのかみ)。本地は大日如来。御利益は、かまど(台所)の守護、食事・調理の神。
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包丁塚(ほうちょうづか)
6月の「包丁祭」では、滋賀・京都の料理人が集まり、古式ゆかしい式庖丁の披露や、古い庖丁の供養が行われます。
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摂社 宇佐宮拝殿(うさぐうはいでん)(重要文化財)
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摂社 宇佐宮本殿(うさぐうほんでん:旧称、聖真子(しょうしんし))(重要文化財)
ご祭神は田心姫神(たごりひめのかみ)。本地は阿弥陀如来。西本宮・大己貴神の妃神。大分県、宇佐八幡宮の比売大神と同じ神とされます。御利益は、交通安全、航行安全、恋愛成就。御神紋は橘。
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宇佐竈殿社(うさかまどのしゃ:旧称、聖真子)と末社 気比社(けひしゃ:旧称、気比)
宇佐宮境内。
 ・宇佐竈殿社のご祭神は奥津彦神・奥津姫神。かまど(台所)の守護、食事・調理の神。
 ・気比社のご祭神は仲哀天皇。本地は聖観音菩薩または大日如来または阿弥陀如来。御利益は、国家安泰、衣食住の守り神。
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摂社 白山姫神社拝殿(しらやまひめじんじゃはいでん)(重要文化財)
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摂社 白山姫神社本殿(しらやまひめじんじゃほんでん:旧称、客人(まろうど))(重要文化財)
ご祭神は菊理姫神(くくりひめのかみ)。本地は十一面観音。福井・石川・富山・岐阜にまたがる霊峰白山から勧請した神様です。御利益は、仲裁の神、夫婦和合、縁結び。御神紋は二本杉。
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末社 劔宮社(けんぐうしゃ)、小白山社(こしらやましゃ)、八坂社(やさかしゃ)、北野社(きたのしゃ)
白山姫神社境内。
 ・剣宮社のご祭神は瓊々杵命(旧称、剣宮)。本地は倶利伽羅不動。
 ・小白山社のご祭神は大己貴神。方除・鬼門除、厄除、商売繁盛、医療、縁結び。
 ・八坂社のご祭神は素盞嗚神。病気平癒、厄除、恋愛成就、身体健全、無病息災。
 ・北野社のご祭神は菅原道真公。御利益は、学業成就、諸芸上達。
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恵毘須社(えびすしゃ)
ご祭神は事代主神(ことしろぬしのかみ)。七福神の神様。商売繁盛・金運上昇の神様です。日吉大社のえべっさんは、目と耳が不自由なため、社殿をノックしてお参りすると願いが届くといわれています。また四方、どの方角からもお参りできるように、社殿から少し離れて石垣が組まれています。
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三宮宮遥拝所(さんのみやぐうようはいじょ)と牛尾宮遥拝所(うしおぐうようはいじょ)
摂社 三宮宮と摂社 牛尾宮は八王子山頂にあります。
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東本宮楼門(ひがしほんぐうろうもん)
東本宮境内。
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樹下神社拝殿(じゅけじんじゃはいでん)(重要文化財)
東本宮境内。
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摂社 樹下神社本殿(じゅけじんじゃほんでん)(重要文化財)
東本宮境内。ご祭神は鴨玉依姫神((かもたまよりひめのかみ):旧称、十禅師)。本地は地蔵菩薩。東本宮本殿のご本尊とは御夫婦です。
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東本宮拝殿(ひがしほんぐうはいでん)(指定文化財)
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東本宮本殿(ひがしほんぐうほんでん)(国宝)
ご祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。比叡山の地主神で、比叡山系一帯を守る神です。ご鎮座は西本宮よりも古く、712年成立の『古事記』神話にも登場します。ちなみに、大山咋神と樹下(じゅけ)神社のご祭神、鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)は御夫婦です。本殿の造りは、西本宮本殿とほぼ同様。御利益は、山林守護、家内安全、夫婦円満、良縁成就。
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末社 竈殿社(かまどのしゃ:旧称、二宮)
東本宮境内。ご祭神は奥津彦神・奥津姫神。本地は日光・月光。かまど(台所)の守護、食事・調理の神。
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東本宮神饌所(ひがしほんぐうしんせんしょ)
神饌(神に供える飲食物)を調理し格納する所。
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亀井霊水(かめいれいすい)
昔、ここには池があり、伝教大師参拝した折、霊亀が現れました。占いによりここを閼伽井(あかい:仏様に捧げる水を汲む井戸)とされ、『亀井』と名付けられたそうです。
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摂社 新物忌神社(しんものいみじんじゃ:旧称、新行事社)
東本宮境内。ご祭神は天知迦流水姫神(旧称、新行事社)。本地は持国天または吉祥天。水の神であり、水商売の守り神さまです。
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摂社 大物忌神社(おおものいみじんじゃ:旧称、大行事)
東本宮境内(父)。ご祭神は大年神(おおとしのかみ)。本地は毘沙門天。東本宮の御祭神である、大山咋神(おおやまくいのかみ)の父神様をお祀りしています。お猿さんの顔をされた神様で、そのお姿は、山王曼荼羅にも描かれています。創建は、天地開闢とも平安期創建とも言われています。御利益は、五穀豊穣。
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稲荷社(いなりしゃ)
ご祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。隣の大物忌神社にまつられる大年神様の次に生まれた神様です。大年神様と同様、稲の神様です。稲荷の神様が降臨された2月最初の午(うま)の日に、五穀豊穣・商売繁盛を祈る「初牛祭」が行われます。御利益は、五穀豊穣、殖産興業、商売繁盛。
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東本宮神輿庫(ひがしほんぐうしんよこ)
神輿(みこし)を格納するところ。
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末社 樹下若宮(じゅげわかみや)(旧称、小禅師)
東本宮境内。ご祭神は鴨玉依彦神。本地は竜樹菩薩または弥勒菩薩。御利益は学芸成就の神。
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内御子社(うちみこしゃ)
ご祭神は猿田彦神。導きの神、旅行安全、水難除、芸能上達。
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日吉雌梛・雄梛(ひよしめなぎ・おなぎ)
雌梛(めなぎ)は男性が女性の幸せを、雄梛は女性が男性の幸せを祈る木とされています。ナギは「凪(な)ぐ」「和(なご)む」に通じ夫婦和合を象徴。
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須賀社(すがしゃ)
東本宮参道。ご祭神は素盞嗚神奇魂。病気平癒、厄除、恋愛成就、身体健全、無病息災。
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末社 巖滝社(いわたきしゃ)
東本宮参道。ご祭神は市杵島姫神・湍津島姫神(旧称、岩滝)。本地は弁財天。御利益は、芸能上達、夫婦和合の守り神、航海。
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摂社 氏神神社(うじがみじんじゃ)
東本宮参道。ご祭神は加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)・琴御館宇志麿(ことのみたちうしまる)(旧称、山末)。本地は摩利支天。 加茂建角身命は、宇志丸の祖先神と言われています。
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氏永社(うじながしゃ)
東本宮参道。祝部希遠。杜家先祖神(生源寺家)。
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八柱の神(やはしらのかみ)(旧称、下八王子社)
東本宮参道。五男三女神(下八王子社)。誓約の神。
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二宮橋(にのみやばし)(重要文化財)
東本宮へ向かう参道の大宮川にかかる花崗岩製の石造反橋(そりはし)です。木造橋の形式によって造られたもの。
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早尾地蔵尊(はやおじぞうそん:六角地蔵堂)
本尊は比叡山の開祖伝教大師最澄上人ご自作の石地蔵尊と伝え、坂本六地蔵淵源の地であります。この地蔵尊は変じて真盛上人(西教寺開山)として現れ、入寂の後に再び地蔵尊に復されたという霊験あらたかな尊像であり、伝教大師が童子養育に心を注がれながら彫まれたので「子育て地蔵」とも呼ばれています。
  伝教の彫みおかれし石地蔵 姿を変えて出ずる真盛
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【御朱印】

「日吉大社」
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